コンテンポラリーダンサー社本多加ソロ公演「気持ちは空を浮遊して」

概要

2006年8月5日、ベルギーのコンテンポラリーダンスカンパニーRosasに属するダンサー社本多加さんの初ソロ公演「気持ちは空を浮遊して」が、IID世田谷ものづくり学校にて行われ、定員を遥かに超える満員のお客さんたちの前で、夢のような一幕が繰り広げられました。

われわれ能登夫妻は、舞台衣装としてワンピースを2着制作。フライヤー、チケット、ポスターなどのグラフィックワークも担当し、舞台セットの一部として舞台にもちょっとだけ出演しました。

公演の報告

本公演にて照明を協賛して下さったflameで現在デザイナーを勤める富岡正直氏が、インターネット上で社本さんと知り合ったことがきっかけで、今回の企画は始まりました。富岡氏は能登夫妻、FormlessDesign(音楽)、IIDで企画を担当している鈴木佐知子氏(ディレクション)を巻き込み、この企画を実現可能なプロジェクトとして具体化していきます。来日した社本さんに初めてお会いしたのは本番の2週間前のこと。以来、その人柄や(突拍子もない)発想力に魅惑されっぱなしの日々。そして、あの限られた時間の中で、可能な限り我々関係者全員の思いを集約し、本番へとなだれ込みました。結果は。。見に来て下さったみなさまの判断にお任せしますが、個人的には、荒っぽすぎずまた作り込みすぎず、私たちのあの瞬間の関係からしか生まれてこない、まさに奇跡のような、一夜限りの、夢を見させてもらった、そんな風に、感じております。

( Photos by Shino Chikura )

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